2016年12月08日

追悼 GREG LAKE

プログレッシヴ・ロック・シーンを代表するベーシスト&ヴォーカリスト、グレッグ・レイクが12月7日、癌のため亡くなりました。享年69歳。

THE GODS、KING CRIMSON、EMERSON, LAKE & PALMER、ASIA など多くのプログレッシヴ・バンドに在籍してシーンを牽引。丸顔のベビーフェイスと味わい深いヴォーカルが大好きでした。

GARY MOORE、COZY POWELL らHR系のミュージシャンらとも親交も深く (2人共、既に亡くなってるんだ‥。) まだまだ現役で頑張って欲しかったのですが。

近年は癌と闘いながら闘病生活を送っていたらしいのですが、残念です。きっとKEITH EMERSON やCOZY POWELL と天国でEMERSON, LAKE $ POWELL を再結成するでしょう。R.I.P.


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2016年11月24日

LIVE REVIEW : CHEAP TRICK

CHEAP TRICK
2016年11月16日(水)  新木場STUDIO COAST


CHEAP TRICK (以下 CT) 3年ぶりとなる来日公演に行ってきました。彼らのライヴを観るのは実に11年ぶり、会場の新木場STUDIO COAST はキャパ約2,000人を誇る国内最大級のハコであります。


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自分達のチケットの整理番号は200番台前半。 (スタンディングです) 仕切りのイマイチ悪い会場スタッフに促され、チケットを切り次第ポジション確保にホールへ猛ダッシュ。

毎回恒例のリック・ニールセンがピックをバラ撒くのを想定して、中央からリック側寄りのなるべく前の方のポジションを無事確保。スタンディングのためトイレ、飲み物も我慢して開演を待ちます。大阪はSOLD OUT となったようですが、本会場をざっと見渡すと満員とは言わないまでも2/3ぐらいは埋まっているかな?

そして開演。すると突然、人の波がドッと後ろから押し寄せ、思わず前方に押し倒されそうに!おおっ、CT のライヴでこんな観客の波にのまれるのは初めてだぞ。

4人のメンバーが登場、そしておなじみの 「チャラララ・チャラララ・チャラララーララ ♪」 のリフに乗って、 " Hello There " が。やっぱこの曲がライヴのオープニングに相応しいね。1曲目から皆ノリノリです。

新曲を挟んで1st. からのクラシック、 " He's a Whore " と " Hot Love " の二連発。CT のロック・サイドを代表する曲に会場は早くもノック・アウト寸前。しかも、会場の空調の効きの弱さも手伝ってか、汗がドバッと噴き出る。暑い暑い!


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トム・ピーターソン不在時の楽曲である " Tonight It's You " " Borderline" " I Can't Take It " も演奏され、一般的に低迷期と呼ばれていた時期の楽曲の素晴らしさを改めて再認識。何故この時期にCT が低迷していと呼ばれていたのか全く分かりません。素晴らしい楽曲ばかりなのに。

実は事前に行われた大阪・名古屋公演のセットリストはリサーチ済みでしたが、前2公演とかなり曲を入れ替えてきました。彼らはライヴごとにセットリストを大胆に変える事が出来る生粋のライヴ・バンドなのです、さすが。17枚ものオリジナル・アルバムを出してれば、セットリストを予想するのも難しいわけだ。まさか 「Did'nt Know I Had It」 を演るなんてビックリ!

そしてライヴ中盤にいよいよリックが大量のピックを抱えて登場。 「待ってました、リック」 と思ったのも束の間、何故かリックはトム側に走り出して私達の反対側にピックを花咲か爺さんのようにバラ撒き、唖然。あぁ、何のためのポジション確保だったのか、ちょっと悲しい・・。


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気を取り直して、ライヴに集中。THE VELVET UNDERGROUND のカヴァー " Waitin' for the Man " ではトムがヴォーカルを。あのねちっこく独特な歌い廻しは健在でした。終始帽子を目深に被ったトムの表情はちょっと伺いづらかったんですが。 (後半は帽子を取り、その男前の渋い笑顔を見せてくれました。)


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セットもいよいよ終盤。客電が落ちて、名バラード " The Flame " が。ロビン・ザンダーのヴォーカルは全く衰えることがなく、スウィートな歌声は当時のまま。回りの女性達は思わず涙・ナミダに溢れてました。ただ、よく見るとロビンの体はタンクトップから筋肉質の上腕がはっきりと分かり、昔の線の細い華奢な頃と比べて随分雰囲気が変わりましたよ。


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定番中の名曲 " I Want You to Want Me " " Dream Police " で大合唱して一旦終了。アンコールを求める手拍子が会場内に響きます。我に返って気づくと、コンクリート上の長いスタンディングのせいか腰が痛い。 (笑) あー、情けない。

アンコール1曲目は " Surrender " 例の箇所ではお約束通りリックがKISSのレコードをもって登場、ブーメランのように会場へ放り投げました。キャッチを狙ってたんですが、我々の遥か頭の上を通り過ぎていき‥。

ラス前は意外な選曲の " Gonna Raise Hell " 曲後半でのダックス・ニールセンのドラミングに引っ張られての全員の鬼気迫るプレイは思わず息を吞みます。彼らにこんなヘヴィな側面があったのか、ライヴ参戦5回目で初めて気付きました。

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そうこうしてるうちに、ラストの " Goodnight Now " のイントロが。 「えー、もう終わり?」 楽しい時間はアッという間なんです。約1時間45分のステージ、もう2、3曲演ってくれたらな〜。それは贅沢な悩みか!


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いやー、久々に楽しいライヴを満喫出来ました。ロビンの歌声は衰えを全く感じさせず、バンド自体もダックス加入を受けてずいぶん若返ったような気がします。 " Clock Strikes Ten " " Carifornia Man " " Voices " " If You Want My Love " など個人的に演ってほしい曲も沢山ありましたが、次の来日公演までに楽しみは取っておきたいなと思います。未確認情報ですが、来年の早いうちに再来日公演があるとの噂が、体力付けて、また参戦ですね。


SETLIST

@Hello There
ALong Time No See Ya
BHe’s a Whore
CHot Love
DTonight It’s You
EBorderline
FDidn’t Know I Had It
GHigh Roller
HI Can’t Take It
INo Direction Home
JBlood Red Lips
KSick Man of Europe
LWaitin’ for the Man
MThe Flame
NI Want You to Want Me
ODream Police

ENCORE

PSurrender
QGonna Raise Hell
RGoodnight



リックの投げたピック、1枚Getしました。
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2016年10月24日

70年以降にハード・ロック界の核となる人物ばかりで LORD SUTCH

バンド活動が50年代の終わり頃だという、THE BEATLES や THE ROLLING STONES らと同世代に当たるロード・サッチは、自身のバック・バンドから多くのミュージシャンを輩出しました。

彼のバンドに在籍していたミュージシャンをざっと挙げると、リッチー・ブラックモア (DEEP PURPLE/RAINBOW) ジミー・ペイジ (LED ZEPPELIN) ニッキー・ホプキンス (JEFF BECK/STEVE MILLER) ノエル・レディング (JIMI HENDLIX) マシュー・フィッシャー (PROCOL HALUM) など、70年以降にハード・ロック界の核となる人物ばかりで、サッチには良いミュージシャンを見分ける目があったのでしょう。

サッチのステージは吸血鬼のごとく棺桶から登場し、白塗りの顔に緑色に染められた髪のいで立ちなど、現代ショック・ロックの元祖と呼ばれており、そのスタイルは後にアメリカのALICE COOPER やKISS などに引き継がれたのではないでしょうか。

そういった個性を売りに、60年代初頭には英国で一番稼いでいたバンドだと呼ばれ、60年代中期に勢いそのままにアメリカ制覇を目論み全米に渡ったが見事撃沈。そそくさと英国に戻り、地道にクラブ回りをしていたそうです。

そして70年に有名になった元メンバーたちを集め、本作 「LORD SUTCH AND HEAVY FRIENDS」 を発表。参加ミュージシャンはジミー・ペイジ、キース・ムーン、ジェフ・ベック、ノエル・レディング、ニッキー・ホプキンスとまさに豪華絢爛だ。

プロデューサー&バック・バンドとして参加したジミー・ペイジはノー・クレジットを条件にこの仕事を引き受けたが、なんとアルバムが発表されたらジャケット表側には堂々と 「ジミー・ペイジ」 と書かれ、裏ジャケには本作セッション中のジミーの写真がデーンと載っていて、それを見たジミーがひっくり返ったとの逸話が。(笑)

冒頭の@からジョン・ボーナムのパワフルなドラミングとジミー・ペイジの癖のあるギターが一聴して耳に飛び込んできます。ZEPP の作品と比較するとずいぶんラフなプレイですが、実にカッコいい!

ジミーの真骨頂である浮遊するようなワウ・プレイから始まり、突然攻撃的なリフが耳をつんざくAはKINKS の 「All Days and All of the Night」 を彷彿させます。

BO DIDDLEY 風のB、CHUCK BERRY のパロディのようなGもありますが、ジェフ・ベックが参加したCは、ジミーとは明らかに違うギター・プレイを聴くことが出来ます。こちらはまた個性的でイイんです。ジミーのプレイと聴き比べてみるのも面白いですよ。

彼らバック・バンドのサウンドを聴いているだけでも、非常にワクワクします。肝心のサッチのヴォーカルはガナり立て叫ぶばかりで、特筆すべき点はあまり無いんですが。何とも言えない 「ヒャ〜」 というシャウトが結構耳に残る程度か。

それを裏付けるように、80年に本作が再発された際にはアルバム・ジャケットも変更されて、何故かジミー・ペイジ&ジェフ・ベック名義の作品として発表。サッチの名前はどこへやら?? うーん、悲しすぎるぞ。

本作は珍盤の部類に入るんじゃないんでしょうか? しかし、ジミー・ペイジのファンでしたら演奏のみを聴いてるだけでも十分楽しめる作品ですよ!



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LORD SUTCH AND HEAVY FRIENDS / LORD SUTCH (1970)

@Walking Sounds
ACause I Love You
BFlashing Lights
CGutty Guitar
DWould You Believe
ESmoke and Fire
FThumping Beat
GUnion Jack Car
HOne for You, Baby
IL・O・N・D・O・N
JBrightest Light
KBaby, Come Back


歴史的インパクト ★★ 個人的思い入れ ★★
ジャケット・デザイン ★★★ レア度 ★★★
イチ押しポイント 70年代の巨匠達のプレイは最高!


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2016年09月13日

追悼 LEONARD HAZE

Y&T のオリジナルドラマーであったレオナード・ヘイズが9月11日にカリフォルニア州の自宅にて亡くなりました。享年61歳。

そのパワフルなドラミングは彼の敬愛するジョン・ボーナムを彷彿させ、特に 「これで本当ににワンバスなの?」 と思えるほどのストローク数は驚愕に値します。

その地味なルックスが災いしてY&T を解雇されたという信じられないような出来事もありましたが、2015年に地元サンフランシスコにて行われたY&T のライヴに客演するなど、お互いの友好は保たれていたのでしょう。

近年は肺の病気で問題を抱えていたとと聞いておりましたが、なんとも早すぎる死です。R.I.P.


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2016年08月16日

アゲまんバンドという言い方も裏を返せば PERSIAN RISK

そのバンドに在籍していたメンバーが何故か出世する、いわゆるアゲまんと呼ばれるバンドは色々とあります。アメリカではLONDONや ROUGH CUTT、イギリスではTYTAN など。

ちょっとマイナーではありますが、イギリスのPERSIAN RISK も、その部類に入るんじゃないでしょうか?

このバンドはNWOBHM 黎明期である79年に結成。ジョン・デヴィリル(TYGERS OF PAN TANG) フィル・キャンベル(MOTORHEAD) カール・センタンス(KROKUS) という渋い実力派ミュージシャン達を輩出、。初のフル・アルバムとなる本作は、結成からだいぶ経った86年に発表、既にジョン・デヴァリルは脱退しており、フィルとカールは在籍しています。

NWOBHM からまず連想するのは、リフまたリフの嵐という形態ですが、このバンド意外にメロディアスな方向を指針しており、Aなんかはアメリカンのバンド? と思わせるポップでメロディアス。コーラスやキラキラしたアルペシオが綺麗です。カール・センタンスの癖の無い歌い上げるヴォーカル・スタイルは非常に耳障りが良いです。

タイトル・トラックのBやDは一転、ヘヴィなリフが炸裂するハードなサウンドだ。しかし、サビがポップで英国っぽくないなー。

このバンドはFに代表されるように、いくらリフがへヴィでもカール・センタンスの歌メロが入ってくると、実にポップになるんですよ。本作が発表された86年は既にNWOBHM は壊滅的で、HR/HM のトレンドの主導権がアメリカに渡っていた事実も、彼らのサウンド・メイキングに少し影響していたのではないでしょうか?

その後MOTORHEAD に加入してレミーの片腕となるフィル・キャンベルのギターも、本作では全然彼らしくない没個性的ですし‥。

英国のバンドという事実を置いといて聴くと、メロディアス・ハード的な好盤と呼ばれる事に納得がいきます。しかし、個人的にブリティッシュ・ロックはもう少し湿り気のある、誇り高きサウンドであって欲しいのですが。

最初に書いたアゲまんバンドという言い方も、裏を返せば実力ミュージシャンが踏み台としていったバンドとも取れるんですよ。う〜ん。


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RISE UP / PERSIAN RISK (1986)

@Hold the Line
AJane
BRise Up
CBrave New World
DDon't Turn Around
ESky's Falling Down
FBreak Free
GDark Tower
HRip it Up
IWoman and Rock
JToo Different *
KSky's Falling Down *
LDark Tower *

* CD BONUS TRUCK


歴史的インパクト  個人的思い入れ 
ジャケット・デザイン  レア度 ★★★
イチ押しポイント 英国という先入観を捨てて聴けばイイかも。


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