2017年04月09日

LIVE REVIEW : GRAHAM BONNET BAND & ALCATRAZZ

GRAHAM BONNET BAND
2017年3月14日(火) 名古屋クラブクアトロ


まさかグラハムのリーダー・バンドの単独公演が観られるなんて、夢にも思ってませんでした。いやー、長い間待った甲斐がありました!

今回はGRAHAM BONNET BAND としての公演なんですが、途中ベーシストがゲイリー・シュアに代わってALCATRAZZ のライヴとなるという、一粒で二度美味しいライヴなのです。イングウェイやスティーヴ・ヴァイは無理にしろ、どうせならヤン・ウヴェナあたりも呼んで、よりオリジナル・ラインアップに近くすればと思ったのは自分だけ?

会場である名古屋クラブ・クアトロはキャパ500人のハコ。ここは初めて来たんですが、あまりのコンパクトな会場にビックリ。最前列に詰めなくても一段高い後方からでも十分間近に観れる距離にひと安心、のんびりと開演を待ちました。

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そして定刻を過ぎ、あのホルストの火星のイントロが流れメンバーが登場。RAINBOW の名曲@からライヴがスタート。グラハム、声が凄く出ています。御年69歳とは思えぬパワフルなシャウトに脱帽。声が出ずオリジナル・キーで歌えなくなるベテラン・ヴォーカリストが多い中、彼の声はまさに奇跡的。

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新曲を挟んで、グラハムのソロ曲BCあたりが聴けるのも嬉しいね。それにしてもバンドの演奏は凄くタイトて、聴いてて気持ちがイイです。特にグラハムの恋人でもあるベースのベス・エイミー嬢は存在感抜群。ルックスも最高で、実に華があります。さらにマーク・ゾンダーのドラミングもパワフルだ。昔からWARLORD のファンだったので、彼を観られる事も今回は嬉しいな。

ニューアルバムのリーダー・トラックEに続いて、MSG 時代の名曲F。バンドのギタリストは歴代のスーパー・ギタリスト達のコピーをするというタフな立場なんですが、なかなかソツ無く弾きこなしてます。しかし、Fのソロは、ピロピロと早弾きしちゃアカンよ。オリジナル通りに弾いてくれぃ!

泣きのイントロから始まるGが始まった瞬間、会場から大きなどよめきが。いや〜、この曲を演ってくれるなんて涙がチョチョ切れました。たぶんグラハムのキャリアの中で、この曲を演るのは初めてじゃないでしょうか? この曲を生で聴けただけでも今日来た価値有りっす。

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JKKの名曲3連発で、いったんグラハム・ボネット・バンドのセットは終了。ベス・エイミー嬢がいったんステージから去るんですが、その際の彼女のMC、なんとキュートな声! 見た目はちょっとツンとしていて、綺麗ですがちょっと冷たい感じの印象だったんですが、一発でファンになっちゃいました。

するとALCATRAZZ のオリジナル・メンバーの1人、ゲイリー・シュアが入れ替わりで登場。おおっデカい!(笑) 元々大きいのは知っていたんですけど、小柄なメンバーの中で、しかもグイグイとステージ前に出てくるから、まあとにかく目立つわ。

ALCATRAZZ としてのライヴは曲順の拙さもあってか、それまでの盛り上がりからちょっとトーンダウンした内容に。いや、全然悪くはないんですがQS㉑辺りでちょっとダレるのです。(その後の東京公演では、" Hiroshima Mon Amour " と " Ohayo Tokyo " (!) が演奏されたそうです。なにーっ!)

再びべス嬢がステージに戻り、ラストの㉓に雪崩れ込みます。グラハム、さすがに長丁場のせいかちょっとシャウトが辛そう。しかし会場の熱気はピークに達し、大団円を迎えました。全員揃って客席に挨拶をし、そして客席をバックにメンバー達が集まって記念写真を楽しそうに撮ってました。後日、バンドのFacebook にその写真がアップされたんですが、なんと後方に自分が映り込んでいてビックリ! 良い記念になりました、ハハッ。

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グラハムのライヴを観るのは今回3回目なんですが、観るたびにますます声の張りが良くなってる気がするんですが。まだまだ現役ですね。世界最高級のヴォーカルと名曲が聴ける、実にパワフルなライヴで大満足でした!


SETLIST

@Eyes of the World
ACalifornia Air
BSOS
CNight Games
DStand in Line
EInto the Night
FDancer
GSamurai
HDesert Song
IRider
JSince You Been Gone
KAssault Attack
LAll Night Long

MSE 〜 Night of the Shooting Star
NToo Young to Die, Too Drunk to Live
OSuffer me
PGod Blessed Video
QWill you be Home Tonight
RJet to Jet
SThe Witchwood
㉑Skyfire
㉒Island in the Sun

ENCORE

㉓Lost in Hollywood




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posted by ハムバッカー at 23:01| Comment(2) | TrackBack(0) | LIVE REVIEW | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月24日

LIVE REVIEW : CHEAP TRICK

CHEAP TRICK
2016年11月16日(水)  新木場STUDIO COAST


CHEAP TRICK (以下 CT) 3年ぶりとなる来日公演に行ってきました。彼らのライヴを観るのは実に11年ぶり、会場の新木場STUDIO COAST はキャパ約2,000人を誇る国内最大級のハコであります。


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自分達のチケットの整理番号は200番台前半。 (スタンディングです) 仕切りのイマイチ悪い会場スタッフに促され、チケットを切り次第ポジション確保にホールへ猛ダッシュ。

毎回恒例のリック・ニールセンがピックをバラ撒くのを想定して、中央からリック側寄りのなるべく前の方のポジションを無事確保。スタンディングのためトイレ、飲み物も我慢して開演を待ちます。大阪はSOLD OUT となったようですが、本会場をざっと見渡すと満員とは言わないまでも2/3ぐらいは埋まっているかな?

そして開演。すると突然、人の波がドッと後ろから押し寄せ、思わず前方に押し倒されそうに!おおっ、CT のライヴでこんな観客の波にのまれるのは初めてだぞ。

4人のメンバーが登場、そしておなじみの 「チャラララ・チャラララ・チャラララーララ ♪」 のリフに乗って、 " Hello There " が。やっぱこの曲がライヴのオープニングに相応しいね。1曲目から皆ノリノリです。

新曲を挟んで1st. からのクラシック、 " He's a Whore " と " Hot Love " の二連発。CT のロック・サイドを代表する曲に会場は早くもノック・アウト寸前。しかも、会場の空調の効きの弱さも手伝ってか、汗がドバッと噴き出る。暑い暑い!


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トム・ピーターソン不在時の楽曲である " Tonight It's You " " Borderline" " I Can't Take It " も演奏され、一般的に低迷期と呼ばれていた時期の楽曲の素晴らしさを改めて再認識。何故この時期にCT が低迷していと呼ばれていたのか全く分かりません。素晴らしい楽曲ばかりなのに。

実は事前に行われた大阪・名古屋公演のセットリストはリサーチ済みでしたが、前2公演とかなり曲を入れ替えてきました。彼らはライヴごとにセットリストを大胆に変える事が出来る生粋のライヴ・バンドなのです、さすが。17枚ものオリジナル・アルバムを出してれば、セットリストを予想するのも難しいわけだ。まさか 「Did'nt Know I Had It」 を演るなんてビックリ!

そしてライヴ中盤にいよいよリックが大量のピックを抱えて登場。 「待ってました、リック」 と思ったのも束の間、何故かリックはトム側に走り出して私達の反対側にピックを花咲か爺さんのようにバラ撒き、唖然。あぁ、何のためのポジション確保だったのか、ちょっと悲しい・・。


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気を取り直して、ライヴに集中。THE VELVET UNDERGROUND のカヴァー " Waitin' for the Man " ではトムがヴォーカルを。あのねちっこく独特な歌い廻しは健在でした。終始帽子を目深に被ったトムの表情はちょっと伺いづらかったんですが。 (後半は帽子を取り、その男前の渋い笑顔を見せてくれました。)


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セットもいよいよ終盤。客電が落ちて、名バラード " The Flame " が。ロビン・ザンダーのヴォーカルは全く衰えることがなく、スウィートな歌声は当時のまま。回りの女性達は思わず涙・ナミダに溢れてました。ただ、よく見るとロビンの体はタンクトップから筋肉質の上腕がはっきりと分かり、昔の線の細い華奢な頃と比べて随分雰囲気が変わりましたよ。


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定番中の名曲 " I Want You to Want Me " " Dream Police " で大合唱して一旦終了。アンコールを求める手拍子が会場内に響きます。我に返って気づくと、コンクリート上の長いスタンディングのせいか腰が痛い。 (笑) あー、情けない。

アンコール1曲目は " Surrender " 例の箇所ではお約束通りリックがKISSのレコードをもって登場、ブーメランのように会場へ放り投げました。キャッチを狙ってたんですが、我々の遥か頭の上を通り過ぎていき‥。

ラス前は意外な選曲の " Gonna Raise Hell " 曲後半でのダックス・ニールセンのドラミングに引っ張られての全員の鬼気迫るプレイは思わず息を吞みます。彼らにこんなヘヴィな側面があったのか、ライヴ参戦5回目で初めて気付きました。

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そうこうしてるうちに、ラストの " Goodnight Now " のイントロが。 「えー、もう終わり?」 楽しい時間はアッという間なんです。約1時間45分のステージ、もう2、3曲演ってくれたらな〜。それは贅沢な悩みか!


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いやー、久々に楽しいライヴを満喫出来ました。ロビンの歌声は衰えを全く感じさせず、バンド自体もダックス加入を受けてずいぶん若返ったような気がします。 " Clock Strikes Ten " " Carifornia Man " " Voices " " If You Want My Love " など個人的に演ってほしい曲も沢山ありましたが、次の来日公演までに楽しみは取っておきたいなと思います。未確認情報ですが、来年の早いうちに再来日公演があるとの噂が、体力付けて、また参戦ですね。


SETLIST

@Hello There
ALong Time No See Ya
BHe’s a Whore
CHot Love
DTonight It’s You
EBorderline
FDidn’t Know I Had It
GHigh Roller
HI Can’t Take It
INo Direction Home
JBlood Red Lips
KSick Man of Europe
LWaitin’ for the Man
MThe Flame
NI Want You to Want Me
ODream Police

ENCORE

PSurrender
QGonna Raise Hell
RGoodnight



リックの投げたピック、1枚Getしました。
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posted by ハムバッカー at 23:36| Comment(2) | TrackBack(0) | LIVE REVIEW | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする