2009年08月29日

嫌われ者の悲しい最期 QUIET RIOT

「かも〜ん、ふぃ〜る、ざ、の〜いず♪」

そう、HM 系で初めて全米アルバム・チャートNo.1まで登りつめたバンド、QUIET RIOT の登場です。

若くして飛行機事故により命を落としたOZZY OSBOURNE BAND の初代ギタリスト、ランディ・ローズとケヴィン・ダブロウが中心となり75年に結成され、日本のみしか発売されなかったファーストとセカンド・アルバムの例から判る様に、当時の彼らは泣かず飛ばずの状態でした。

そしてランディが亡くなった後、再結成という形で83年に3作目「METAL HEALTH」を発表。この作品が、LA メタルの始まりを告げる狼煙となりました。

今回は、大成功の後に発表された4作目「CONDITION CRITICAL」を紹介しますが、前作の1曲目 " Metal Health " と全く同じ曲調・構成の@を聴き、椅子から転げ落ちました。(笑)
さらに、またもやSLADE のカヴァーAを取り上げ(曲順も同じ!)鉄マスクのジャケットといい、とにかく徹底して前作を意識した作品には驚くというか、呆れるというか。

2匹目のドジョウを狙ったAも、元々ケヴィン・ダブロウの声や歌い方は、SLADE のヴォーカリストのノディ・ホルダーにソックリで、声だけ聴けば聴き分けが出来ない程似てますよ。
また前作の " THUNDERBIRD " や本作のDなんかは、SLADE の発表したバラードにソックリであり、元ネタがバレバレです。

何はともあれ、ケヴィンの暑苦しい声は耳に残りますし、言葉の妙が面白いCやEなど、本作も聴き所満載のパーティ・ロックであることは間違い入りません。

一発屋的なイメージもありますが、この作品もプラチナムを獲得してるんですよ(驚)

しかし、成功した後に他のバンドをコキ下ろすようなケヴィンのビッグ・マウスぶりが炸裂したことや、ルディ・サーゾをバンドからいぶり出した等の悪行から、彼らのアルバム・セールス自体はその後尻すぼみとなりました。

85年の日本公演の時は、ルディ・サーゾにはスポット・ライトを一切当てさせなかった事(ケヴィンの指示らしい)やメンバー紹介でルディの名前を呼ばないな等、それは見ている観客も後味の悪いライヴだったそうで。

そんな悪童も、2007年にドラッグの過剰摂取により、ラスベガスの自宅にて発見される・・・。

非常に失礼な言い方ですが、嫌われ者の最期にぴったりの、死に方だったと思います。
この事件は、人間は一人で身勝手に生きることは出来ないという事を、私自身痛感させられました。

きっと今頃、天国でケヴィンはランディに叱られているでしょう。



quiet.jpg


CONDITION CRITICAL / QUIET RIOT (1984)

@Sing on the Time
AMama Weer All Crazy Now
BParty All Night
CStomp Your Hands,Clap Your Feet
DWinners Take All
ECondition Critical
FScream and Shout
GRed Alert
HBad Boy
I(We Were)Born to Rock


歴史的インパクト ★★ 個人的思い入れ 
ジャケット・デザイン ★★ レア度 ★★★
雷イチ押しポイント雷 ゴキゲンなパーティ・ロック


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posted by ハムバッカー at 01:28| Comment(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんだこれ
しねやおまえしばくぞ
Posted by at 2017年05月12日 14:02
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