2013年09月14日

現代アメリカン・ハードの礎となった MONTROSE

元祖アメリカン・ハード・ロックとは? と考えると、GRUND FUNK RAILROAD、MOUNTAIN などが挙げられると思いますが、現代アメリカン・ハードの礎となったバンドを選ぶとすると、私は迷わずMONTROSE だと答えます。

ボズ・スキャッグス、エドガー・ウインターらとのセッション活動で名を上げたギタリストのロニー・モントローズが、自己の理想のロック像を作り上げるためにMONTROSE を結成。BAD COMPANY 結成のために脱退したミック・ラルフスの後任として、英国を代表するグラム・バンド、MOTT THE HOOPLE への加入話をキックしたのは有名な話です。

メンバーはその後ソロ活動やVAN HALEN 加入で、アメリカン・シンガーの象徴とも呼ばれたサミー・ヘイガーや、HEART、WHITESNAKE などでパワフルなドラミングを披露する事となるデニー・カーマッシーなど、凄く豪華なメンツだったんですね。セカンド・アルバム発表時には、後にNIGHT RANGER で活躍するアラン・フィッツ・ジェラルドも在籍してましたし。(当時は、みーんな無名でした。ロニーの才能を見る目があったのでしょう。)

プロデューサーはTHE DOOBIE BROTHERS、VAN HALEN、AEROSMITE、BULLETBOYS、CHEP TRICK など、生々しいロックン・ロールを録らせたら天下一品のテッド・テンプルマンを起用。これ以上無いベストな組み合わせだ。

彼らの代表曲となった@は、ブギー調のソリッドなリフでグイグイと引っ張っていくノリノリのアメリカン・ハード・ロック。こういった曲には、ヤンキー気質丸出しの、サミーの熱いヴォーカルがなんとも良く似合う!

スライド・ギターでバイク音を模擬したイントロが面白いAも、前曲に続いてハード・ドライヴィングでグイグイと突っ走ります。いいね〜。

スペイシーなイントロから一転して、LED ZEPPELIN の " Communication Breakdown " を強烈に意識したと思われるリフが炸裂するBは、エンディングに向けてどんどんスピード・アップするエネルギッシュさ。MONTROSE は止まらないのです。(笑)

重厚なリフで勝負のEは、カナダのメタル・クィーン(爆笑)リー・アーロンもカヴァーした可曲。ズッシリとしたミディアム・テンポで聴き応え十分の本曲は、@と並んで本アルバムのハイライトの1つでしょう。

全8曲、アッという間に走り去っていくようなスピード感と、アッケラカンとした豪快なアメリカン・サウンドは、聴いていて実に爽快です。チャート・アクションはそれ程、目を見張る実績を残せなかったMONTROSE ですが、彼らの魂はその後デビューしたVAN HALEN らに脈々と受け継がれているでしょう。アメリカン万歳 !!



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MONTROSE / MONTROSE (1973)

@Rock the Nation
ABad Motor Scooter
BSpace Station #5
CI Don't Want It
DGood Rockin' Tonight
ERock Candy
FOne Thing on My Mind
GMake It Last


歴史的インパクト ★★ 個人的思い入れ ★★★
ジャケット・デザイン ★★ レア度 ★★
雷イチ押しポイント雷 アメリカなんだな〜、と唸らせる名盤じゃ!


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posted by ハムバッカー at 00:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする