2009年12月28日

復活するのか!どんな風に ACCEPT

SCORPIONS に続いてジャーマン・メタル・シーンを牽引してきたACCEPT の通算3作目にあたる 「BREAKER」 は曲にばらつきはありますが、彼らのヘヴィ・メタリックさとメロディアスさが初めて融合した楽曲を含んだ記念的な作品ではないでしょうか?

マネージャーのギャビー・ホーク (現在はウルフ・ホフマンの妻) と契約、やっとプロらしい準備の上にレコーディングした本作は、現在でもセット・リストに名を連ねる@ADEの代表曲が満載。特にAにおけるウルフのギターは素晴らしく、クラシック・フレイヴァーをその後楽曲に導入していくきっかけとなった大傑作曲です。

音質は悪いですが、その後発表していく作品の原型と言うか、ほとばしるパワーは同様の作品だと思います。ウドの怪獣 (笑) の様なヴォーカルがこれほど似合うサウンドはこれしかありません。

本作が発表されたのが81年頃に、こんな重厚かつメタリックな@やAの様なサウンドを出していたドイツ、いや欧州のバンドなんかありませんよ。IRON MAIDEN がデビュー、JUDAS PRIEST が 「BRITISH STEEL」 を出したぐらいですし。

さて、そのACCEPT が4度目 ? の再結成をして、ニュー・アルバムの制作中との事。ヴォーカルはなんとT.T.QUICK のマーク・トニーロ (あのギャランドゥかよ!)

確かにマークの声質はウドになんとなく似てるので、デイヴィッド・リースみたいに大ハズレでは無さそうですが。

大体ウルフ&ギャビーのワンマン運営に嫌気がさしたウドが参加しなかったのは判る様な気がしますが、やはりこのバンドはウドの声じゃなければ駄目じゃないでしょうか。
どんなサウンドで勝負してくるのか、今から非常に楽しみです。

「DEATH ROW」 や 「PREDATOR」 みたいなのだったら、怒るで、自分!

もう一つ大事なこと。ピーター、歌うなよ。(笑)



album_46.jpg


BREAKER / ACCEPT (1981)

@Starlight
ABreaker
BRun If You Can
CCan't Stand the Night
DSon of a Bitch
EBurning
FFeelings
GMidnight Highway
HBreaking Up Again
IDown and Out


歴史的インパクト ★★ 個人的思い入れ ★★★
ジャケット・デザイン ★★ レア度 ★★★
雷イチ押しポイント雷 ACCEPT 初期の大傑作!Aはシビれまくり


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2009年12月26日

N.W.O.B.H.M.終焉と共に燃え尽きた魂 ANGEL WITCH

今では伝説的に語られるNWOBHM のムーヴメントは実際は3年位の短い期間で燃え尽きてしまった感がありますが、私がこの時代から生まれた名盤を3枚挙げるとすれば、IRON MAIDEN 「IRON MAIDEN」 TYGERS OF PAN TANG 「SPELLBOUND」 そして今回紹介するANGEL WITCH の 「ANGEL WITCH」 です。

BLACK SABBATH やJUDAS PRIEST らに影響を受けたオカルト主義は、その独特なサウンド、悪魔主義を強烈に打ち出した歌詞、はたまた黙示録的なジャケットまでに及んでおり、売れる、売れないを無視した唯我独尊のコンセプトが本作のトータル・イメージを強力な存在にしてます。
(実際ライヴではSABBATH の "PARANOID" をカヴァーしてましたし)

今日まで語り継がれる名曲である@は一度聴いたら忘れられない 「よーあ・えんじぇる・うぃっち」 のサビは素晴らしく、後半部のサビの大合唱部はライヴ・サウンドを意識したと唸らせる構成となってます。
隠し味的に使われているキーボードも曲に厚みと劇的差をもたらしておりGOOD!

また史上初めて?のクランチ・ギターが炸裂するAは実際の曲のスピードより速い事速い事。さらに浮揚するサビが印象的なFや絶望感に満ちた退廃的なバラードのGなど、要所要所にクライマックスを持っており、最後まで一気に聴かせてしまいますよ。

METALLICA のラーズ・ウルリッヒやMEGADETH のデイヴ・ムステインが彼らをフェイバリットとして挙げる意味が判るような気がします、本作品を聴けば。

しかし彼らが発表した名作のファースト以降はNWOBHM の終焉と歩調を合わせる様にシーンから消えていき、その後解散、復活を繰り返していきますが1st.を超えるインパクトを放つ事は結局出来ませんでした。

この時代のバンドのほとんどがアルバム制作に漕ぎ付けられず、EP の発表のみで消えていった事を思えば、彼らはまだ幸運だったのかもしれません。

なんと先日初来日公演を行ったという情報が。今だ現役だったのですね、驚き!



443.jpg


ANGEL WITCH / ANGEL WITCH (1980)

@Angel Witch
AAtlantis
BWhite Witch
CConfused
DSorcerers
EGorgon
FSweet Danger
GFree Man
HAngel of Death 
IDevils Tower


歴史的インパクト  個人的思い入れ ★★★
ジャケット・デザイン ★★★ レア度 
雷イチ押しポイント雷 NWOBHM を代表する名盤、心して聴くべし!


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2009年12月22日

アルバム・ジャケットの彼女らをよーく見て下さい ROCK GODDESS

海外のロック・ミュージシャンでも何故か日本の有名人に顔が似ている方をよくお見受けしますが、これは最高峰ではないでしょうか?

今回紹介するアルバム・ジャケットをよーく見てください。

3人のうち、右に写ってるのはベッキーではありません。(笑)
左にいるのはカルーセル麻紀でもありません。(爆笑)

83年にデビューしたROCK GODDESS、NWOBHMの嵐が吹き荒れる中、ジョディ&ジュリーのターナー姉妹を中心にトリオ編成にてデビュー。同時期にデビューを飾ったGIRLSCHOOL と当時はよく比較されたものです。

MOTORHEAD の妹分としてデビューしたGIRLSCHOOL はメディアの露出度も高く、日本国内でもそこそこ知られた存在でしたが、このROCK GODDESS に関しては日本では驚く程知られてなかったのでしょうか?

ギター&ヴォーカルのジョディの迫力あるヴォーカルは充分ドスが効いており、またドカドカうるさいドラム・サウンドがパワフルでカッコイイですよ。@から特徴的なタム回し全開も、良い意味で非常に耳を引きますし。

Jのタイトルなんて、イカシてるじゃありませんか。 "Heavy Metal Rock 'n' Roll" なんてストレートすぎて、今どきこんなタイトルを聞くのはちょっと気恥ずかしい気がしますが。

スッカスカのGIRLSCHOOL のサウンドよりこちらの方が断然重量感があり、本作はよく引っ張り出して聴いております。

しかし80年代といえばまだまだ女性アーティストに対してHR/HM は門戸を閉じた状態で、どちらかと言えばまだまだ色物的な目で見られがちでした。それより前にデビューを飾ったRUNAWAYS もガードル姿で歌うシェリーばかりが注目され、音楽性については大して注目されませんでしたし。

本当の女性アーティストの成功は、HEART やLITA FORD が全米にてブレイクするまで暫くの間、待つ事となります。



same_rockgoddess.jpg


ROCK GODDESS / ROCK GODDESS (1983)

@Heartache
ABack to You
BThe Love Lingers Still
CTo Be Betrayed
DTake Your Love Away
EMy Angel
FSatisfied Then Crucified
GStart Running
HOne Way Love
IMake My Night
JHeavy Metal Rock 'n' Roll


歴史的インパクト ★★ 個人的思い入れ ★★★
ジャケット・デザイン ★★ レア度 国内未発売(LPのみ)
雷イチ押しポイント雷 女だからってナメたらアカンぜよ。


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2009年12月20日

クリスチャン・メタルの先入観が無ければ HOLY SOLDIER

STRYPER を筆頭に80年代にクリスチャン・メタルと呼ばれるバンドが続々と登場しましたが、個人的に一番のお気に入りがこのHOLY SOLDIER です。

85年結成、90年にデビュー・アルバムを発表。"Stranger" のスマッシュ・ヒットによりより大きく飛躍するはずだったのですが、ヴォーカリストとギタリストの脱退を受けて、1年以上の沈黙を余儀なくされます。

元々はツアー生活と家庭の板ばさみに疲れて脱退したヴォーカリストを説得、再加入させて、無事にセカンド・アルバムを発表しました。
そのアルバム 「LAST TRAIN」 は、かなり素晴らしい内容ですよ!

哀愁たっぷりのマイナー・メロディのサビが美しい@はSTRYPER の "To Hell with the Devil” と並んでクリスチャン・メタル史上 (?) に輝く名曲ですし、スティーヴンのセクシーな歌い回しが炸裂するAや、意外とも言えるTHE ROLLING STONE のカヴァーを取り上げたC、母親への情愛を情熱的に叫ぶF、そして列車に乗り込んで人生に終わりを告げる輪廻転生的なヘヴィな内容を切々と歌うタイトル・トラックのHなど、全編完成度の高い作品となっております。

素晴らしい歌唱を披露するスティーヴン・パトリックを呼び戻したのは大正解ですし、クリスチャン・メタルの専売特許である美しいツイン・リードや分厚いコーラスも聴き所充分。更に前作ほどジーザスやらアーメンやらという歌詞も少ないのも好印象。

クリスチャン・メタルという先入観を捨てて聴けば、立派なメロディアス・ハードの名盤ですよ。もったいない、聴かなきゃ損!

こんな素晴らしいアルバムを発表したにも拘らず結局は暗黒の90年代に飲み込まれてしまい、次作ではグランジ風の表情無き楽曲ばかりの作品を発表して私を地獄の底に突き落としました。(悲)

クリスチャン・メタルなんて結局グランジなんかと一緒の一過性のトレンド・ミュージックでしたので、彼らが普通のバンドとして売り出していれば、もっと継続出来た様な気がしてならないのですが・・。

PS. 彼らはライヴでRAINBOW の "Gates of Babylon" をカヴァーしてます、ビックリ!



295e2c60.jpg


LAST TRAIN / HOLY SOLDIER (1992)

@Virtue & Vice
ACrazy
BHallow's Eve
CGimme Shelter
DLong is on the Way
EDead End Drive
FTuesday Mourning
GFairweather Friend
HLast Train


歴史的インパクト  個人的思い入れ ★★★
ジャケット・デザイン ★★ レア度 ★★
雷イチ押しポイント雷 哀愁たっぷりのメロディアス・ハードでっせ、これは。


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posted by ハムバッカー at 01:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月18日

ドイツのリッチー・ブラックモア AXEL RUDI PELL

有名になったバンドやアーティストと比喩するのに、アメリカの××、日本の××等と表現することが多いのですが、特に多いのは DEEP PURPLE 〜 RAINBOW のリッチー・ブラックモアではないでしょうか?

イングウェイが登場した頃は北欧のリッチーと呼ばれましたし、はたまたNWOBHM のリッチーはヤニック・ガーズ、そしてドイツのリッチー・ブラックモアと呼ばれたのが今回登場のアクセル・ルディ・ペルです。

84年結成のSTEELER (イングウェイ在籍のバンドとは同名異バンド)で4枚のアルバムを発表、その頃はまだまだマイナー臭さが抜けない音楽性を持ったバンドの一つ程度の存在でした。(特にウド・ダークシュナイダーもどきの声を持つヴォーカルの表現力の無さには閉口)

バンド脱退後はソロ活動に移るのですが、ソロ3作目となる本作 「ETERNAL PRISONER」 では今までの作品と格段に違うレベル・アップぶりには驚き。

メンバーもジェフ・スコット・ソート、ヨルグ・マイケルらと恵まれたバックを引き揃えて、実に伸び伸びとギターをプレイしてます。

まあリッチーみたいに一音を聴いただけで誰がプレイしてるのかが判る程の個性は持ち合わせてませんが、アメリカにウヨウヨいる音楽学校出身の曲芸ギタリスト達とは明らかに一線を画するフレーズを連発してますよ。

RAGE、MEKONG DELTA、LAOS、GRAVE DIGGER、RUNNING WILD、STRATOVARIUS、SAXON など経歴を挙げていったらキリの無い渡り鳥ドラマー、ヨルグ・マイケルの強力なドラミングも本作では実に光っており、90年代に発表した作品には彼は全て参加しているのにはビックリ。相性がよほど合ったのでしょう。

またギタリストが独りよがりに作るソロ・アルバム的な所も無く、バンド・アンサンブルを重視したサウンド作りもポイントが高いです。疾走する@にキャッチャーなAH、あの名曲 "Stargezer" を彷彿させるBやアコースティカルなインストFなど様式美中心ながら実は幅広い範囲を手掛けてるじゃありませんか!

そして一番驚きなのがアクセルの顔が現在のお年を召したリッチーの顔にソックリで、当時は強烈な老け顔だったという事実です。(笑)

前髪が揃った金髪というのも個性と捉えるか、何と言うか・・。ハハ



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ETERNAL PRISONER / AXEL RUDI PELL (1992)

@Streets of Fire
ALong Time
BEternal Prisoner
CYour Life
DWheels Rolling on
ESweet Lil' Suzie
FDream of Passion
GShoot Her to the Moon
HRide the Bullet


歴史的インパクト  個人的思い入れ 
ジャケット・デザイン  レア度 
雷イチ押しポイント雷 遠く目で見ると金髪のリッチーだ!


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